一時払い終身保険が再び盛り上がっています
最近、一時払い終身保険が再び注目を集めています。
米国の利上げが始まって以来、多くの方が加入された「米ドル建て一時払い終身保険」ですが、昨年末から米国の長期金利や超長期金利の利率が再び上昇傾向にあります。新商品の発売、商品改定を行っている保険会社もあります。
米国10年国債:約4.5%
米国30年国債:約4.8%
(2025年2月1日時点)
こうした保険商品はCM等で紹介されることはないので、FPの立場で紹介させていただきます。
こんな方におすすめ(その1)
NISAやiDeCoといった有価証券投資を始めたけど、相場の変動を気にしてしまうことに疲れた。
長期運用が大事だというけれど、相場の下落局面では仕事も手につかなくなるという方もいらっしゃると思います。
ざっくりとした米国一時払い終身の運用イメージ
10年後には1.5倍(1,000万円が1,500万円)
20年後には2倍(1,000万円が2,000万円)
30年後には3倍(1,000万円が3,000万円)
もしくは1年ごとに4%近い運用益が入ってきます
1,000万円で加入すれば翌年から40万円が毎年振り込まれる
1,000万円ある方はお子様やお孫さんの大学費用がまかなえてしまうほどです。
一般的な価格の車であれば、10年毎にただで買い替えられるイメージです
年金生活の方であれば、資産を減らさず、毎年40万円を気兼ねなく使えます。
上記のようなパフォーマンスで十分という方は「米ドル建て一時払い終身」はおすすめです。
相場や社会情勢の変化に一喜一憂する生活から離れることができます!
一時払い終身保険は、加入時の利率が確定します、受け取るタイミングの為替は要考慮です
※多くの方が購入しているS&P500連動の投資信託も間接的に為替の影響は受けています
こんな方におすすめ(その2)
結局、何も運用していないまま預金で持っている方へ朗報
昨年からの日銀の利上げにより、かつて人気を博した円建ての一時払い終身保険が、復活し始めました。
低金利時代が続く中で、円建て保険の利率が改善され、安定した運用が期待できる商品として注目されています
円建て保険は、為替リスクを避けたい方にとって安心感のある選択肢です。
(運用のイメージ)
10年後には約110%(1,000万円が1,100万円)
外貨での運用や有価証券投資は不安という方向けにはお勧めです。
こんな方におすすめ(その3)
50歳後半からは株式運用から債券運用へ移行していく時期、
使おうと思った時に大きく減らしてしまう運用は避けたほうが良いかもしれません。
(FPとして思うこと)
遺言で資産を残す方や金額を指定しないまま亡くなる方がほとんどです。
ある程度の資産がある方はその資産を使い切って亡くなることも少ないと思います。
そのまま残してしまうことで争続やそれに近いことが起きてしまっております(残念ながら)
国も証券会社もネットでもそういった現実を伝えているケースはほとんどないのではないでしょうか。
(税金を使ってまで、有価証券投資だけを盛りあげることには疑問を感じます)
保険商品の良いところは、渡したい人に渡すことができることです(お金に名前を付ける)。
遺言を書かなくても、多めに渡したいお子様、相続人ではない、介護や同居でお世話になっている義娘(ご子息の配偶者)やお孫さんに資産を残すことも出来るのです。
例:二人のお子様がいらしゃった場合、最終的にはどちらかのお子様がご自宅を相続されることになりますが、自宅を相続されないお子様にはその分を保険で渡します、保険で受け取ったお金(死亡保険金)は受取人固有の財産となります(死亡保険金は相続財産としてはみなされません)。
受け取られた方はそういったことを考えてくれていた「気持ち」に感謝することも多いと思います。
相続財産を分ける際に被相続人(亡くなられた方)が残された資産(有価証券)がどんな運用パフォーマンスだったかを気にする相続人の方はいらっしゃらないと思います。それと受け取る際に証券会社に受取人が口座開設するのも手間になります。
それよりも相続税対策や相続人の方に財産を残す目的や意思を伝えることが大事ではないかと考えます。
NISAでの運用益が非課税であっても相続税が増えてしまっては意味がないですし、大切なお金でみんなが幸せになる「渡し方」を考えることが大事だと思います。
保険商品活用例(その1)
10年後に使うお金の運用
例:加入時の利率が10年間固定 10年後に158%まで増える(4.7%の複利運用と同等)
1,000万円預ければ、10年後に1,580万円
学資や車の購入資金といった目的を持った運用に合っています。
1,000万円ある方、私立文系の4年間の授業料相当が増えることになり、自前で大学無償化が実現します。
※為替によって円の受取額は変わります。
※2025年1月後半の利率のイメージで記載。
保険商品活用例(その2)
死亡保障と超長期の堅実な運用
例:加入時の利率が30年間固定 20年後に約2倍、30年後に約3倍に増える商品
1,000万円預ければ、20年後に約2,000万円、30年後に約3,000万円となります。
しかも告知不要で死亡保障が付きます(健康状態の関係で死亡保険に加入できない方にもおすすめ)
40歳男性の方であれば330%近い死亡保障となります
1,000万円で加入した場合、約3,300万円の死亡保障
※NISAには無い機能(FPとしてはここは強くおすすめ)
マンションを現金で購入するつもりだった方が住宅ローンを使って購入し、その資金をこの商品で運用し、保障と運用を両立させているケース、奥様の介護に備えた資産運用、相続に備えて渡したい方により多くの資金を渡したいといった形で幅広く活用できます。
※どれも為替によって円の受取額は変わります。
※2025年1月後半の利率のイメージで記載。
保険商品活用例(その3)
例:4%近い運用益が毎年口座に入ってくる
利率は10年、保険会社によっては20年間ごとに見直しされますが、一生涯振り込まれます
1,000万円で加入した場合、毎年約40万円が振り込まれます。運用している分を気兼ねなく毎年使えるということで、パート収入の方や年金受給中の方に最適です。最も満足度が高い商品がこちらです。
実家の母も少しでも年金を増やすために加入しておりますが、年末に帰省した2~3日の間に3回くらい、今年もまた口座に入ってくるとか、昨年振り込まれた分を通帳で確認したりと何度もその商品の話しておりました。大事なお金を減らさずに使える楽しみが大きいのだと思います。
ここで入ってきたお金の一部で積み立てNISAするのもありかもしれないですね。
4%で運用されたお金をさらに有価証券で運用します!!
※為替によって円の受取額は変わります。
※2025年1月後半の利率のイメージで記載
有価証券投資の運用利回りは?
多くの方は利回り4%程度を目標とするのではないでしょうか
株式の配当利回りも4%だったら高配当といえそうです。
私達の大事な年金を運用しているGPIF(通称:くじら)は「必要な利回りを目指し、リスクの少ないポートフォリオで運用する」そうです。
多くの方々もGPIFと同様の考えではないでしょうか。
GPIFの2024年度の運用実績は約4.3%(運用開始は2001年度、最低目標は1.7%)
ここ数年は20%超える運用成果が出ていることも反映していると思います。
結果的には4%超えていますが、2002年から2022年の22年の間では、単年の投資成績は22回中6回が元本割れとのことです。
それが投資の世界とわかっていても、6回元本割れだと精神的につらいという方へ
現在の市況であれば、米ドル建て一時払い終身保険ですと、4%前後の確定した利回りで運用可能です。
増やしたいけど損するのは嫌だ!という方にはおすすめです。
住宅ローンの借入金額、繰り上げ返済するかどうか、教育資金の確保、相続対策も考慮した資産運用といったライフプラン全体を考えた資産形成してみませんか?
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初回相談は無料です。